快適な睡眠のための布団選びや使い方

人生の3分の1は睡眠に費やされます。そのため、いかに快適に眠れるかが健康維持や長生きのために大切になります。夜、ぐっすり眠るために布団選びやその使い方に配慮が必要です。まず、ベッドを利用して布団をそこに置くか、それとも床に敷いて眠るか、そのどちらが良いかということてがあります。それぞれメリットがあり、人によってケースバイケースになります。一般的に高齢者や動作の不自由な人は、ベッド向きです。そこに横になったり、そこから起き上がって立つ動作がベッドの方が楽だからです。

また押入れがなかったり狭い場合は布団をベッドに常設しておけばいいので楽です。湿気のこもりやすい家の場合、床から高さのあるベッドの方が湿気にくく快適に眠れるというメリットもあります。また床がフローリングの場合は冬場はそこから冷気が伝わってきやすいのですが、ベッドだとそれを防げます。一方、床に布団を敷く場合は、部屋にベッドを常設する必要がなく、起きたら布団を押入れに収納することによって住生活のスペースを有効に活用できます。眠る場所も固定化する必要なく、暑い夏場は涼しい北向きの部屋の窓際、寒い冬場は南向きで窓から遠い場所というように、その時々で最適の場所を選ぶことができます。また寝相が悪い人の場合は眠っている間にベッドから落ちて怪我をする可能性がありますが、床だとそんなリスクがありません。次に、ふとんに使われている素材の特徴をよく理解する必要があります。

素材は、羽毛、羊毛、綿、真綿、化繊に大別できます。羽毛は軽くて身体を圧迫しない上に保温性に優れているため、掛けふとんに最適です。敷きふとんにはあまり使われないのですが、夏場に涼しいという理由で使っている人もいます。羊毛は保温性に優れていて冬場とても暖かく眠れます。また放湿性も良く、湿気がこもりにくいために布団を干す回数が少なくて済むというメリットがあります。綿は敷きふとんによく使われています。吸湿性に優れていてよく汗を吸ってくれる上に、植物性の天然素材なので肌や身体によく馴染みます。適度や堅さや弾力もあるため、就寝中の体重をバランスよく支えてくれるメリットもあります。真綿は保温性にも吸湿性にも優れ、軽くしなやかな感触を持つ特徴があります。肌掛けに向いている高級品です。ポリエステルなどの化繊は軽くて体を圧迫しないため、ベビー向けの掛けふとんによく使われています。価格も安く、埃が出にくいというメリットがあります。それらの長所を合繊として利用するケースが多いです。これらを念頭に置いて、賢く布団を利用し、快適な睡眠を確保したいものです。

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